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アニマル情報202X

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ヒグマ対トラ

『若く大きな雄のベンガルトラ(230kg)対雌のヒグマ』

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これを見ると「大きな雌のヒグマ」がプリンスという名の「雄の若く大きなベンガルトラ」に勝利している。

500ポンド=『約230kg』だから相当立派な雄トラである。

色々なサイトとかを調べても、トラが大人の雄ヒグマを倒した確実な事例すら無いのに、(大型とはいえ)雌のヒグマが大きな大人の雄トラを殺しているのには正直驚く。

(戦いの描写)飼育員を殺した後、トラは大きく跳躍し、一気に7.5m以上もの距離を飛んでクマがいるグロットに乱入した。

戦いが始まり、両者はかなりの時間取っ組み合っていたが、ヒグマの牙がトラの喉に差し込まれると戦いは直ぐに終わった。

因みに、Daily News (New York, New York)1942年12月20日の記事によれば、このトラとヒグマ(約5歳)は数年前にも争った記録があり、その時にクマはトラに足を噛まれている。

そして、その時以来、クマは前足が悪くなっていた。

『三頭の成獣のトラ対一頭のヒグマ』

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(要約)Wombwell's動物園でのアクシデントから、「三頭の若く、かつ完全に成長し切ったトラ」らと「一頭の巨大なヒグマ」が激しい戦いになった。

四頭はひとかたまりになって戦った。

職員らは戦いを止める事が出来なかったので仕方なく最も価値の低いクマを射殺したが、既に三頭のトラらは死にかけていた(その後死亡)。

検査の結果、クマの死因は争いを止めるために撃った弾丸であることがわかった。

また、トラの攻撃による怪我は比較的軽微なものでクマの死因とは関係なかった。

これはまた凄い。

巨大なヒグマなら三頭の成獣のトラに勝てる事が実証されている。

逆にトラには自分よりも大きな大人のクマに勝った確実な事例すら無い。

『見事なベンガルトラ対大きなクマ』

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メナジェリーで大きなクマととびぬけて見事なベンガルトラが戦って両者が怪我をした。

裂傷を負ったクマは翌日に回復したが、あばら骨を三本折られる等の重傷を負ったトラは死亡した。

他の記事では、見事でハンサムなトラと記載されている。

『巨大雄ベンガルトラ対グリズリー』

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巨大な雄のベンガルトラが激闘の末に若いグリズリー(素晴らしい個体)に負けた。

一度戦いに敗れてからは、トラはヒグマに従属的になっているという。

『巨大シベリアトラ対クロクマ』

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巨大なシベリアトラと巨大なクロクマの戦い(ピットファイト)ではいつもクロクマが勝利した。

常識的に考えて黒色のグリズリー(ヒグマ)でしょう。

『若いグリズリーがトラを圧倒』

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若いグリズリーがトラを圧倒した事例。

9 Feb 1911, Page 5 - The Tacoma Times

『グリズリーがトラに勝利』

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グリズリーがトラとの戦いで勝利を収める。

Mount Ida Chronicle, Volume XLV, Issue XLV, 19 November 1915

『トラ対グリズリー』

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サンフランシスコ湾で行われた対戦で、ヒグマがトラを瞬殺した。

『シベリアトラ対ヒグマ(シャトゥーン)』

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ハバロフスクで巨大なヒグマ(シャトゥーン)がアムールトラ(三歳)を簡単に殺して、それを食べた事が目撃された。

『雄トラ対ヒグマ』

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大きなヒグマが雄トラを殺した。

『雌トラ対ヒグマ』

https://usatoday30.usatoday.com

The bear also escaped from its enclosure when a tree limb fell after a storm "allowing it to enter the enjoining enclosure and kill an adult female tiger."

ヒグマが大人のトラ(雌)を殺した。

『トラ対クマ』

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有名な動物トレーナーは、二頭のトラ、一頭のライオンをクマに殺されている。

またもう一人の著名な動物トレーナーも雌トラをクマに殺されている。

ちなみに二人目のトレーナーは大きな成獣の雄トラも大型の雌のヒグマに殺されている。

『大人の雄のシベリアトラ対クマ』

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1972年にロシアで野生の大人の雄のアムールトラがクマに殺された。

http://www.sixote-alin.ru/articles/nickl.html

http://www.sixote-alin.ru/articles/table1.html#t1

※画像は英語版から引用。

※英語版とロシア語版では若干記載内容が異なる。

※シベリアトラはアムールトラの別名。

『野生でクマにトラが7頭殺された事例』

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1985-1990と1991-1996の間に、沿海地方とハバロフスク地方でトラがクマに7頭殺されている。

Numbers, distribution and habitat status of the Amur tiger in the Russian Far East:“Express-report”. Final Report to the USAID Russian Far East Environmental Policy and Technology Project (1996). (P28)。

※上記以外にも様々な資料で引用される有名な野生での捕食事例が少なくとも13例以上ある(1950-1981や2000年代の資料に記された事例で、その内訳は6頭の大人のトラや亜成獣の雌トラ等)。

※投稿後の記事の追加等あり。


by batpope587 | 2015-02-09 23:02 | クマ対ネコ科(事例) | Comments(4)
Commented by at 2015-02-12 14:55 x
凄いですね。こんな資料どこから見つけてくるんですか?(笑)
Commented by batpope587 at 2015-02-12 19:47
全然凄くはないですよ。
検索で直ぐに見つかる関連サイトを調べて、
そのリンク先とかを調べれば、「誰でも」簡単に見つけられるものばかりです。

実際自分自身が動物情報を調べ始めたのは僅か「数か月前」ですし。

まあ自分は学校とかで知り合った外人らに、
ネットでは見つからない本や新聞記事とかを教えてもらえる場合が「稀に」あるので、
その点だけは若干恵まれているのかなとは思いますが。
Commented by j7 at 2015-06-15 15:38 x
飼育個体で熊が虎に圧勝なのは「虎が戦う相手を自由に選べなかったり得意の奇襲ができないこと」が大きいと思う。
野生下では虎のほうがかなり有利でしょ。
Commented by batpope587 at 2015-06-16 02:21
(非常に限られた知識量しかないのを承知で言うが)幾つかの資料を見る限りでは、野生ではトラの方が現地のクマ(特にツキノワグマ)より優勢な感じがしますね。

しかし、自分はそれらの資料の詳細が必ずしも明らかでないことに問題があると考えています。

例えば、巨大な雄トラが子供のクマに勝っても、別に驚く事ではないですよね?

詳細が不明という事は、それすらもわからないという事ですから(そんなもので判断しろという方が無理がある)。
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